歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の矯正シリーズ31

2017/03/20
 
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40代女性、左下6知覚過敏。

右下7の近心傾斜により、右側の咬合高径が低くなっている。
相対的に左側が高くなり、左下6に外傷性の知覚過敏症状が出ている。

傾斜した右下7を立て直して、左右の咬合高径のバランスを取ることにした。

レントゲンで見るとかなり傾斜している。
しかも単根歯かそれに近い歯で、傾斜しやすく、
このままでは咬合力を支えきれない。

コストパフォーマンスを考え、ブラケットは最小限の3本だけ。
右下7以外の歯牙はすべてボンディング材で連結固定した。
こうしないと右下7への矯正力の反作用で他の歯が反対側に動いてしまう。

歯根尖を中心に遠心に回転させて引き起こすと咬合高径が高くなるので、
右下5~左下7までのバイトアップの為のスプリントを装着予定。
つまり下駄を履かせないと起こせない症例、
沈下させながら、近心に引っ張るような複雑な矯正力には耐えられない歯です。
まず遠心に押しながら回転させて引き起こして、立ち上がったら沈下させ、それから近心に送るという3段階で進める予定です。

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上下の黒の線が一直線に並ぶようにする予定。
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