歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その136

2017/03/20
 
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11歳女子、左下5、自発痛+、温痛++。

中心結節と呼ばれる突起を小臼歯にたまに見ることがある。
これが折れたようだ。
この突起の中には細い歯髄があり、折れると歯髄が露出したのと同じ症状がでることがある。
年末から段々痛くなったそうで、1カ月経過しているが、うちの予約がタイトだったのと、お母さんの仕事が忙しくてなかなか連れてこれなかったということだ。

この子の従兄にも同じ突起があり、ほぼ同じものだったのだろうということで、参考画像として2枚アップしてみた。この子の場合は数回に分けて、少しずつ削った。いきなり折れなければ、大丈夫なようだ。

問題はこの歯の歯根は未完成で歯根尖が開いていることで、
通常の抜髄処置を取ることは予後不良となることも懸念される。
とりあえず歯髄の保存を試みることにした。
以前にもしているが上手くいっている。
この場合は外傷でハセツして1.5時間後だったが、1カ月経っていると厳しいかもしれない。
http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201211100001/

ともかく、少し掘り下げてα-TCPセメントで覆髄したのちCR充填した。
3日経過を観察したが、症状は改善しているということなので、次回は3ヶ月後にレントゲンで歯根尖の状況を確認することにした。

2013/01/22
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中心結節
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処置例
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