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今日の何やっているの?シリーズ372

 
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70代女性、右上2 Per

フィステルが気になるそうで、Perという病名です。根尖口などの歯根のどこかに細菌が生息しやすい窪みや隙間があって、細菌と免疫細胞が戦っている組織(膿瘍)ができ慢性的な炎症が起こっている状態です。
特に痛くはないが時々腫れて膿が出る。それを繰り返してる。

このような場合、ブリッジを壊して根の中の治療をするのが普通なのですが、とりあえず、症状を緩和できる方法がある。
歯根の内部をできる限り広く開拡して、なるべく象牙細管が膿瘍に通じていそうな場所を確保する。

抗菌剤添加α-TCPセメントを充填して薬剤が膿瘍に届くことを期待する。

CR充填で埋め戻す。これだけでフィステルが消えることがある。
ブリッジを全部外すと食べられなくなる患者やそもそもその治療が可能かどうか怪しい場合の対処方法です。しばらくしてまたフィステルができることもありますが、何度でも再治療すれば良い。

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