酸蝕症の電気化学的考察2

   

50代女性、酸蝕症

この方、柑橘系が大好きで、いつも食べている。温州とか清美とかキンカンとか、そういうの。

で、歯が溶ける。柑橘系の酸性度はpH3前後で炭酸飲料と同じくらいだ。

一般にはこの歯が溶けるのは虫歯ではなく。純粋に酸で溶けるものだと思われているが、実際は歯(リン酸カルシウム)は卵の殻(炭酸カルシウム)と違って酸には強い。pH3のコーラに数週間つけ込んでも、溶けてなくなったりしない。ちょっとだけ表面が柔らかくなったような気がする程度、まあ、気のせいかもね?と言ったところ。誰でもできる簡単な実験なので、やってみられることをお勧めします。

え、、歯は酸には溶けないではないか、、!と愕然とすること請け合いですw

まあ、酸蝕症が虫歯とは違うらしい、というのは虫歯菌がいそうもないところが溶けるからで、虫歯とは別物だと思われているが、そうだろうか?
実は虫歯は細菌感染症だと信じきっている歯医者が多いので、なんか釈然としないまま、酸蝕症だ、と言いはっているだけなのです。

前回の続きなんですが、時々電気化学ってなんだか分からないから説明しろ、とおっしゃる御仁がいますが、僕だってそれについては素人です。歯学部では電気化学の「で」の字も習いませんw
大学入試レベルの化学で十分に理解できますので、分からない人はきっと中卒か高卒でも真面目に化学を学ばなかったのだろうと思います。僕も文系でしたので化学は真面目に勉強しませんでしたが、独学しました。独学と言っても問題集を2冊やっただけです。2か月もやれば国公立歯学部くらいなら入れますw

電気化学的腐食の話はネット上にはたくさんアップされていて、今回お勧めはこちらです。

http://ms-laboratory.jp/zai/part4/5/5.htm

今日はポンチ絵をアップするとお約束していましたので、アップしておきます。
かなりいい加減なので、ツッコミはなしでお願いしますw

解説は後ほど

 - 削らない・抜かない歯科治療, 虫歯の電気化学説