今日の充填治療その143

      2017/02/26

30代女性、右下7、矯正治療を終わらせるに当たり、咬合面形態を対合歯と合わせるためにメタルインレーをCRに置き換える作業をしました。
インレーは歯を動かす前の噛み合わせで作ってあるので、咬合面形態は調節可能な範囲を越えているのです。
外してみると窩洞はきれいでした。
インレーのマージン付近は1mm程、セメントは効いはおらず黒色物質が付着している部分がありますが、2次カリエスにはなっていません。インレーは10年も経つとセメントは破砕され隙間ができていたりもしますが、けっこう虫歯にはならないのです。
この状態は従来の歯科医学では説明できないのですが、
虫歯の電気化学説によれば、虫歯は歯が錆びたものと解釈できますので、
この現象は、硫酸塩代謝系の嫌気性細菌によりFeSが隙間に生成されそれが分極材となり、電蝕を防ぐと考えられます。

1.JPG
2.JPG
3.JPG
4.JPG
5.JPG

 - 削らない・抜かない歯科治療, 虫歯の電気化学説