歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その147 (14)

2017/03/20
 
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17歳女性、左上7、咬合面カリエス、自発痛ー
この歯は対合歯と緊密に咬合していないので、飲食時の咀嚼運動によるプラーク除去(自浄作用)が困難な症例です。
歯磨きも上手でなければ、プラークが長期間に渡りこびりついたままになる。
まあ、虫歯にはなりやすいかと思います。

7番が虫歯に成り易い理由ですが、カリオロジー(虫歯学)では、唾液腺の開口部が6番相当部位にあり、7番に唾液が掛かりにくく、唾液による清浄作用が期待できないとされています。
最近では唾液のpH調整能力(緩衝能:重炭酸塩:重曹成分)がやっと注目されてきましたが、それだけではありません。
虫歯の電気化学説によれば、酸素濃度が低いところが腐蝕し易く、7番は最も口腔の奥で酸素濃度が相対的に低いと思われます。また、7番の咬合面や6番の頬側面溝の虫歯は萌出した時点ですでに虫歯になっているケースを見ることがあり、これも皮を被った状態(酸素濃度が低い状態)が続くと虫歯になりやすいと思われます。

軟化象牙質は全部除去していません。いつものようにCR充填でおわり。

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