ノンクラスプデンチャーの考え方その3

   

舌側の拡大で、右側です。
最後臼歯に向かうほど舌側のアンダーカットを活用する。要するにアンダーカットをリリーフしない。遠心に向かって0.25〜0.5mmのアンダーカット利用となる。

最後臼歯の遠心面は特別な理由がない限りサーベイライン以下はしっかりリリーフしておく。
そうしないと患者は着脱できない。

黄色四角部分が支持部、赤矢印は遠心に向かうほどアンダーカットを利用すると言うこと。

左側も同様だ。最後臼歯とその前の歯のサーベイラインの上下部分はいわゆる「把持」、要するに義歯が水平方向に動かないようにする機能を持たせる部分だ。
頬側の維持クラスプと合わせていわゆる拮抗腕ということになる。

前歯部舌側の基底結節は「支持」機能に取って重要な部分なので最大限利用したい。

 - 削らない・抜かない歯科治療, 義歯