今日の抜歯再植術シリーズ87.00

   

40代男性、左下7、外傷性咬合、穿孔、Per、咬合痛+、動揺度2

左下6は子供の頃、自分で抜いたというツワモノ。
上顎の7番も自分で抜いた。

左下7は左下6がないので、傾斜してきて、咬合に耐えることが難しい。
左上7もないので、左下6には負担が増えるばかりだ。

通常の根管治療では治すことはできない。フィステルや歯周ポケットからは盛大に排膿する。
誰が見ても保存は不可能な歯なのだが、一縷の望みをかけて抜歯再植を試みてみた。

CKは除去してセメントで仮封していたが、排膿がひどい。

抜歯した

抜歯歯牙はFeSが染み付いた黒い歯石が多量についていて、非常に汚い。

樋状根で樋状部に穿孔しているというか、根管充填材が見える。
以下、説明は省くが、少しずつ綺麗にしていく過程をアップします。

綺麗になったら、既成のポストを入れ、歯冠部を再建する。

歯根膜が遠心壁にしか残っていないようなので、
生着は難しいように思うのだが、どうだろうか?

つづく

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