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I歯科医院の高楊枝通信。

今日の2次カリエスシリーズ13

2017/02/26
 
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60代男性、左下5、いつも歯茎に違和感がある。近心舌側EPP6mm。
見た目は特に問題はなさそうですが、レントゲンでは歯周病が進行してるような所見。
なんだろう?と思って、冠を除去してみるても、一見大きな問題はなさそうに見えます。
ポストも除去しようとやっていくと、ポストがダツリしていました。
歯根の舌側壁が軟化象牙質になっています。どういう機序で、ここだけ虫歯になったのかはよく解りませんでしたが、
たぶんポスト回りの隙間が舌側歯根面付近に交通していたのが原因でしょう。
虫歯は金属の腐蝕とほぼ同じように考えられ、対処法も同じですので、この場合も、電気の電導性のある酸性に傾きやすい電解質中にイオン化傾向の異なる金属(歯も)が存在し、その異種金属間に腐蝕電流が流れ、イオン化傾向が高いところが優先的に腐蝕する。もう1つ、酸素の濃度が低いところほど腐蝕が進みやすい。これを「虫歯の電気化学説」とよんでいます。

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