今日の何やっているの?シリーズ389.01

   

40代女性、右下6、バイト調整のためのメタルインレー換装

先生が亡くなって、新しいお話は聞けなくなりました。
ま、それはそれで、当時は理解できなかったことも多かったので、
FAXやメールのやり取りが始まった21年前に遡って、読み返してみようと思っています。
僕の心の大きなパートを占めていた先生の存在がなくなると、また大きな心の穴を見ることになりました。前回は37年前の弟の死でした。
しばらくは、面倒な記事のアップはしたくありませんが、膨大な先生の遺産がありますから、寂しくはありません。

・・前回の続きです。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-28163/

今日は1つ前の右下6のインレーのCR換装です。

メタルへの特に銀合金以外のメタルへのCRの接着性は良くありません。メタル表面のOH基の過多の違いだったと記憶しています。

除去すると、インレー内面には黒色のFeSの付着が見られます。
セメントは遠っくの昔に脱離していて、硫酸塩還元細菌が生息していたことを示しています。この細菌は嫌気性菌で、酸産生菌ではなく、その代謝産物のFeSはイオン電導性を遮断するので、虫歯の進行は抑えられます。

なぜだかわからないが、黒くなっている虫歯は進行しないという歯医者の経験則が裏付けられますね。

綺麗にして

CRで歯冠を再建した。
今のところ吟味されたCRが耐磨耗性と辺縁封鎖性で一番優れています。

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