今日の抜歯再植術シリーズ88.00

   

70代女性、左下5、歯根破折、歯肉膿瘍

このところビスフォスフォネートを始めとする骨粗鬆症のお薬を投与されている方が増え、2例続けて、ダメな歯が感染源となって顎骨骨髄炎になり腐骨を除去した際、顎骨が大きく失われるという経験をした。

歯を残して美味しく生きるか、歯はどうでもいい、入れ歯になったとしても、骨折の危険性を回避し、寝たきり防止に務めるか、究極の選択だろうと思う。

この方は幸い骨粗鬆症の薬は飲まないで済んでいるが、飲んでしまうと、歯根破折の抜歯再植が難しくなる。簡単に骨が壊死してしまうからだ。

レントゲン写真だが、矢印の部分に破折線が見える。

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