今日の充填治療407(初級編)

   

40代女性、左上4、インレー脱離

最近外れたそうで、内部はそれなりに2次カリエスにはなっています。

CR充填時の注意点は、漏洩を防ぐため辺縁封鎖が最も重要で、十分な接着力を得るためマージン付近の新鮮歯質を確保することです。
内部のカリエスはクラックがない限り気にしないでも良い。
完全に取り除く必要性は無いということだ。
虫歯は細菌感染ではなく、電気化学的なハイドロキシアパタイトの腐食なので、電解質の出入りがなければ進行しない。

α-TCPセメントで覆とうする。このセメントは軟化象牙質の再硬化を促し、もし漏洩が発生した時はこのセメントが先に溶解し、虫歯の進行を遅らせてくれる。

CR充填後

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