今日の何やっているの?シリーズ399

      2018/10/12

今日は金属アレルギー対策用のクラウンの症例が2つあったので、ご紹介。

before

after

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after

金属アレルギー対策用クラウンとは、金属を全く使わないか、表面には金属が露出しないようにすることです。

内部だけは金属を使った方が咬合力によるたわみが少ないので接着剤剥がれが起こりにくく、2次カリエスになりにくいのですが、最近はCAD/CAMで作ったハイブリッド系の削り出しクラウンが保険導入されています。

ハイブリッドがいくら硬いとはいえ、金属ほどではなく、しかも削るビットが直径1mmのラウンドバーなので、それ以上の鋭角を再現できず、クラウン内面は丸いので脱離しやすい。

しかもここが重要なポイントなのだが、この機械を1,000万以上かけて導入しても、全く元が取れないのだ。
概ねこのクラウンの保険診療報酬を13,000円として材料費3,000円を引くと残り10,000円。
これでは1,000万円を焼却するには歯を1,000本以上削る必要があり、毎日1本作るとして、年間240日として年間240本、4年以上、メーカーのためにタダ働きを強制される。4年も経てば新製品が出るだろうw

誰得?

厚労省の担当者はメーカーに接待攻撃でもされたの?それともアベ友?
まあ、なんとも解せない話だ。

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