今日の充填治療その288.02

   

ロミエルさんの右下6は前回よりも深いところまで虫歯になっていたが、表面からは見えない。

過大な咬合力による応力集中でCRが剥がれていたようで、2次カリエスになっていた。CRを部分的に削除して確認してみる。
同時に右下5の歯茎部カリエスの処置もする。

歯肉縁下まで虫歯は進行していたので、このままではCR充填できないと判断して、歯肉切除した。

露髄している近心根はCRで埋まらないようにα-TCPセメントを入れて

CR充填した。

次は歯髄は失活しているので、その処置に入る。

天蓋を除去して

根菅口確認する。3根管だ。根管内は超音波スケーラーのエンドチップで洗浄しておく。
遠心根は根尖が閉じていない。これがフィステルの原因根だと判る。
近心根は根尖は閉じているので、いじる必要性はない。

α-TCPセメントの精製水練りで1次根充。これは再治療の可能性を考慮して固まらないようにするためだ。しかし再治療をしたことはまだない。

通常練りで2次根充というか裏装。

CRで埋め戻して終わり。

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