今日の何やっているの?シリーズ405

   

20代女性、左上1、右下67

今日は形成も調整も不要なCR充填の症例ですが、こういうこともできるよ。ということです。

子供の頃空手をしていた時、前歯が欠けたのが気になる。
すぐに取れるかもしれませんが、どうでしょうか?
咬合的には大丈夫そうでしたが。。

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奥歯も虫歯かもしれないということでダイアグノデントで計測してみると頬側が30越えだったが、
咬合面は20台だったので、清掃だけでフロアラブルレジンを流してみた。
虫歯は細菌感染症ではなく電気化学的腐食なので、イオンの出入りがなければ進行しない。
虫歯が内部に残っていても問題はない。
要するに電気的に遮断・絶縁すれば良いのだ。
CR充填のシステムはシーラントよりは剥がれにくい。

これからの歯冠修復系の材料と手技はコンポジットレジン一択になっていくだろう。
接着性も物性も操作性も大きく向上しているし、侵襲度(MI)も最小だからだ。
要するに長い目で見ると歯が長持ちするということだ。

インレーやクラウンの方がいいという歯医者は患者から無能呼ばわりされることになる。
自分で歯を作れないので外注しているということだからだ。
誰もそんな不器用な歯医者にはかかりたくないだろう。

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