歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の2次カリエスシリーズ100.1

 
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40代女性、左下7、2次カリエス、003848

ブリッジは脱離していても、冠が1つだけの脱離なら外れないので、気がつかないことが多い。
患者も症状が乏しく気がつかない。

知らないうちに歯が溶けてしまって、抜歯など深刻な事態に陥ることも少なくない。

うちではPMTC、SPTなどの歯周病関連のトリートメントをしているが、
このようなブリッジやインレー・クラウンの脱離も注意してみている。
歯科衛生士はクリーニングをしながら、
怪しいブリッジは持ち上げてみたり、揺すってみたりして、脱離していないか確認することが求められる。
このような修復物の管理は保険点数は認められていないが、しなくてはならない。
幸いPMTC、SPTには保険点数が認められているので、それを利用しているだけだ。
歯磨き指導して、クリーニングするだけなら、歯科衛生士の価値はない。
PMTCをしながら問題点を見つけることが歯科衛生士の重要な仕事だ。

うちでは他の歯科医院では何も考えずに抜歯になるような症例を万難を排して保存しているので、
見た目では問題があるかどうか判らない歯でも意識的に管理する必要がある。
何も考えずに、クリーニングしても意味がないということだ。

よって前回から特に管理が必要な患者のIDを書き加えることにした。
当院の歯科衛生士は必ず記事を読んで、IDを確認しておかなくては仕事にならないことを肝に銘じて欲しい。

前回のつづきだ。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-30055/

before

とりあえず、分割ブリッジをセットしたが、
これで終わりではない。
これからドキドキのメンテナンスが始まる。
7番がいつ脱離するか、見守るしかない。
この方は右下は大臼歯がない。
しかも5年前、他院で抜歯を宣告されて義歯を作るしかないと言われた歯だ。
だから、左下奥歯のこの歯に負担がかかる。

注意深く見守ってほしい。
こう言ってはなんだが、その時だけのPMTCなどどうでもいいのだ。
DHの皆さんは、この方の長い人生を見守ってほしい。

after

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