歯科医院長mabo400のブログ

お口の中の小宇宙バイオフィルム (3)

2017/02/26
 
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バイオフィルムは細菌の塊り、
虫歯や歯周病の原因です。

顕微鏡でバイオフィルムを観察していると、
いつも思い出すのは、
宮崎駿の「ナウシカ」に出てくる「腐海」の菌類の「森」だ。
大小様々な細菌が「森」の木々を作っているように見える。
細菌1つ1つが木々の根や幹や枝葉の1つ1つの細胞の役割をしているようだ。
その「腐海」の木々の間にはあたかも血管のように、
水や栄養を運ぶトンネルも出来ている。
その「腐海」の上を奇怪な虫たちが飛びまわる。
「腐海」の底には巨大な虫の王「王蟲」が這いまわり、
「腐海」を守っている、多核のアメーバ様の免疫細胞のようだ。
ナウシカ」では「毒」で汚染された世界を浄化するために「腐海」が生まれ、
人間はその中では生きてはゆけない「樟気」を出しながら「毒」を結晶化して
無害なものに変えているという。
「腐海」の木々や虫たちにはそれぞれの役割があるに違いない。
私たちは「腐海」の木々を虫歯菌と呼び、虫たちを歯周病菌と呼んでいる。
その虫歯菌や歯周病菌にもそれぞれの役割があるに違いない。

その「腐海」をレーザー・ビームで焼き払うことが良いことなのかどうか。。。

バイオフィルムを破壊すると、
再生するまでの最低2~3週間は歯周病の進行は抑えられます。
この破壊は歯ブラシだけでは不十分、
レーザー・ビームはやりすぎ、

超音波スケーラーの出力を弱めに設定して注意深く行う、

これくらいが適当だ。

バイオフィルムに関しては、
このブログを始めたころの記事を携帯の読者のために再掲してゆきます。

注)画像に付きましては、LDプレーヤーでのLD再生画面をデジカメにて撮影したものです。
当方に著作権を侵害する意図はございませんが、著作権者の方にご迷惑がかかるようでしたら、ただちに削除いたしますのでご一報ください。

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Comment

  1. ひろ より:

    歯周病はスピロヘータやカビの感染なので最近の治療法では薬の服用と処置が必要みたいです。この治療法も疑わしい部分はあると思いますが。2006年の歯周病の記事も読みましたが、やはり先生は歯石除去などの治療を続けるのが良いというお考えでしょうか。

    また、レーザーといえば虫歯のレーザー治療もありますが、虫歯は金属的腐食ですが効果はありそうですか。

  2. mabo400 より:

    全数位相差顕微鏡でプラークの性状検査をしていますが、カビが見つかることは稀なので、眉唾でしょう。スピちゃんはいます。
    歯石は着いていなくても、SPTはしています。
    これに保険点数があるからという意味が大きい。自分でケアができるのなら歯医者に行かなくてもOKとは思いますが、そんな人いますかね?

    レーザーのスポットは大きすぎるので、使えない。

    • ひろ より:

      ありがとうございます。

      歯周病や歯肉炎に服薬は特に必要ない感じでしょうか。
      カンジダなら重曹でも治る気がしますが。
      服薬に加えてカビ取りの歯磨きとか必要みたいですが疑問視してる人もいて眉唾か考えてました。
      http://www.mikku.co.jp/kanaya/perio.htm

      Er:YAGレーザーなどを取り入れてる所もありますがスポットが大きいんですね。小さく浅い虫歯なら勧められても使わない方が良いですか?
      上のリンクの歯医者さん、最新の機械を大抵揃えててすごいですw

  3. mabo400 より:

    よほど酷くなければ必要ないです。たまにひどい方はアジスロマイシンを出してからP治療をすることはあります。
    昔は抗真菌剤のアンホテリシンBとかも使ってみたこともありますが、ま、歯周病が真菌症というのは嘘です。

    サイト内を位相差顕微鏡で検索かけるとカンジタの話も出てくると思います。

    • ひろ より:

      お仕事でお疲れのところ色々と教えて頂きありがとうございます。

      また改めて記事を読んで勉強します。いつもありがとうございます。

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