歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

歯周病02。

2017/02/26
 
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歯周病治療でI歯科へご来院の方々は皆さん目にされているかと思います。

Pmax

超小型・超音波削岩機 P-max です。
超音波スケーラーと呼ばれるものです。

チップの形状が非常に繊細なので大きな歯石の除去には向きません。
歯石、とれますけどね。日が暮れます。
大きな歯石は手用のスケーラー、キュレット類でポンッとはじいた方が早く取れます。

歯石とバイオフィルム、どっちがいけない物かといいますとね
歯石未満のまだ生きている奴・バイオフィルムの方。
毒性が強いのです。

歯石はとったほうが良いのですが、手用の器具類は刃物でゴリゴリしますので
血も出るし、少々痛かったり、
何より歯石と一緒にワンストロークあたり20ミクロン程度、
歯まで削れることがあるので、そうしょっ中は使えないのです。
深くて(4ミリ以上)狭い歯周ポケットの中では下手に刃物を振り回すと
かえって周りの組織を傷つけたり、、、。

このバイオフィルムを
歯根に触れることなく効果的に破壊・除去できるのが
この超音波スケーラーなのです。

急性炎症がある時、出血を避けたい時、
すでに大きな歯石はとってしまってあるメンテナンス期間の方。

歯周病治療のあらゆるシーンでPmaxは大活躍します。

先日の歯周病01(8/4)
超音波スケーラーPmaxだけでどこまで治るか?に挑戦した症例です。

治るものでしょう?ウィンク

Pmaxだけ、というのは正直ではないかもしれませんね
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス。
通常、ホームケアで使っていただくお道具類は使いました。

一般的な歯周病治療の後、メンテナンス期間に入られている方々であれば
大きな歯石は既に除去してあるはずですので
通常のホームケアに使っていただくブラシ類にプラスPmax
充分な維持ができると考えています。

ただ、メンテナンス期間中の来院は1ヶ月~6ヶ月毎とされていますので
その間のホームケアがPCR60%とかだと新たな歯石が付くほうが早い。
バイオフィルムの再生はもっと早い。生きてますので。

歯周病の維持管理の難しいところはここなんです。
他力本願はありえない。
ほどほどには患者さんにも頑張っていただかないと、、、。

いま、医療費削減政策の歯科への締め付けはかなり厳しく
特に歯周病治療への保険給付は大幅に削減されています。

例えば回転器具を使った機械的歯面清掃は
3ヶ月に1回しかできなくなりました。
気持ちいい、大好き!
とおっしゃる方、多いですけれど、残念ながらカットされました。

患者さん方も自己防衛をしていかないと、ある程度の年齢以降、
歯は残らないです。

私には歯石がつきやすい弟がいて、時々、クリーニングしてくれ~と、
はるばるやって来るのですが、初めてPmaxをかけてあげた時には

『何これ~、快適!!』とたいそう喜んでおりました。
子供の頃から歯石とりで痛い思いをしていた彼には
仰天のお品だったようです。 かずえ

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