今日の何やっているの?シリーズ97

      2017/03/20

予防歯科を14年程やっているわけですが、
何をするのかというと、
ひたすら削るのを我慢することです。

虫歯を見つけても、削って充填しようとか思わないこと、
痛みが出ていても、神経は取らずCR充填に止めること、
抜歯しかない症例でも、再植でもなんでもして残す努力をすること、

こうすると、寿命より先に歯が無くなったりしません。

一般的な歯科治療はそうではないので、
治療(?)をすればするほど、どんどん悪い状況に追い込まれる。

要するに歯科業界はヤリ換え需要で食べていく構造になっているわけで、
予防が進むとヤリ換え需要が減って、食べていけない。

予防技術が進むと歯科業界は消えてしまいます。
少なくとも歯医者の大半は失業するでしょう。

これが予防がかけ声だけで、終わっているように見える(?)理由です。

業界で残るとすれば、歯周病・虫歯の予防管理をする歯科衛生士(Dental Hygienist)業務、
歯科矯正、口腔外科くらいでしょうか?
訪問歯科は移動時間の問題があり安い単価では業として成り立たないという現実があります。

うちではヤリ換え需要はほとんどないので、DHの依頼で補修業務がちらほらあるだけです。

で、歯周病や咬合性外傷で歯根が露出した部分のCR充填、どうしても歯磨きが上手になると耐摩耗性に劣る象牙質は補修が必要になりますw

CR前
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CR後、削る道具は必要ない場合も多い。
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 - 削らない・抜かない歯科治療, 今日の何やっているの?シリーズ