今日の充填治療その276 (3)
2017/03/20

30代女性、右下7、咬合性外傷によるカリエス。
7番しか噛まないオープンバイトの症例で、
このオープンバイトも最初からではなく、
この数年でなったのを画像で追える症例です。
これは後ほど記事にする予定。
この症例は歯冠の遠心半がカリエスで欠損しており、
通常の方法では保存が難しいと判断し、
歯髄の生活、失活に関係なく、
取りあえずCR充填して保存しようと試みた。
咬合面だけを見ると虫歯はないように見えるが、
遠心半がない。
肥満によると思われる?舌の肥大、頬粘膜のたるみがあり、
治療だけではなく、
画像を撮るのも難しかった。
CR充填後、40分以上かかっていますが、
奇跡的に?上手く充填できた。
咬合面観
週明けの今日、前回α-TCPセメントも調布できなかったので、
もう一度開けてみた。
腐敗臭がするので、歯髄は失活しているようだったが、
お盆明けにエンド治療をすることにして、
今日は一時しのぎにα-TCPセメントを充填し、
再CRした。
これでしばらく保つ事もある。