歯科医院長mabo400のブログ

今日の充填治療その276

2017/03/20
 
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30代女性、右上7、隣接面カリエス、
自発痛++だったが、初診時は痛みは通り過ぎていたw

この症例は1年4ヶ月前にCR充填しのですが、
歯髄を残すのは結果的に無理だった症例です。
というか、最初から無理だったのでしょうが、
1年以上も経過して、細菌感染の症状が出たので、
CR充填後辺縁封鎖性が破れて細菌が侵入したのかもしれません。

今日、腫れ上がって来られたので、髄腔を開けて排膿させました。

2014/4/22のCR充填の一部始終です。

レントゲンでは、虫歯が歯髄に達しているように見える(←)。

2014/3/29
1403291618.jpg

初診時に痛いと言われたので、
α-TCPセメントと水硬性セメントで仮充填した。
この時点ではまだ歯髄は生きていたと判断しました。
隣接面カリエスは最初に辺縁隆線(隣接面の盛り上がったところ)が欠けます。

_MG_0191.JPG

他にも緊急性の高い虫歯が多数あったので、
メタルインレー除去したのは初診から3週間以上経過後です。

_MG_0192.JPG

セメントや虫歯を除去。
←の部分が露髄していたと思われる部分。
この時点ではセメントは除去していないが、
除去していたら、冠部歯髄は壊死していたのが分ったかもしれない。
処置中も痛みを感じることはなかったのですが、
歯髄が生きていても痛みを感じないように削りますので、
失活している疑いはありましたが、
このまま充填処置を進めました。
これで特に何も症状が出ずに経過する症例の方が遥かに多いのです。

_MG_0194.JPG

α-TCPセメントで覆とうして、

_MG_0196.JPG

CR充填した。
近心部分は虫歯が非常に深かったのと、
唾液が多かったので、
とりあえず、他の部分をCR充填して
充填処置を2回に分けた。

_MG_0199.JPG

虫歯を除去して、α-TCPセメントで覆とうして、

_MG_0201.JPG

CR充填した。
所要時間60分。

_MG_0204.JPG

で、1年4ヶ月後の今日。
天蓋を除去すると、根管口から排膿しているのが見えます。
根管内を超音波洗浄して仮封した。
次回からエンド治療に入ります。
投薬3日分。

0817.JPG

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