歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その279.05 (3)

2017/03/20
 
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前回のつづきです。

前回もそうですが、
補強冠を入れる前のCR充填後の咬合調整時の画像です。
補強冠を入れる前に外傷性咬合の改善をしておいた方が時間の節約になります。

で、今日は側方運動時の画像です。

IMG_6157.JPG

青のカーボンインクが付いたところが、
側方運動時に当たるところです。

これを見ただけで、この方の67は外傷性の咬合だと判ります。
なぜなら、正常咬合の場合、

大臼歯には青のカーボンインクが線状に付くことはないからです。
特に真ん中が白抜きになるのは強く当たっていることを表します。

これがクラックや知覚過敏、冷水痛、歯周病、その他顎関節症の症状まで様々な問題の引き金になります。

まず、上顎臼歯の頬側咬頭の内斜面(上方の←)に付いた青のラインの上側は削ります。
またCコンタクト(下側の←)が干渉しているのはもっと問題で、
通常は強く当たることはありません。

下顎の舌側咬頭の内斜面は調整します。
黄色の←部分のことです。

_MG_6911.JPG

調整してもまだ当たるときは、
犬歯誘導を付加します。

側方運動時に犬歯が当たらないと大臼歯が当たってしまいます。

_MG_6902.JPG

CRで盛り足して、

_MG_6905.JPG

側方運動時に大臼歯が当たらなくなるまで、しっかり当てます。

_MG_6906.JPG

補強冠セット時の調整画像です。

_MG_6908.JPG

冠に赤の点が3つ付いています。
ドーナツ状の白抜きの点ではないので、適正コンタクトです。
上の画像との黒の←は対応しています。

_MG_6912.JPG

しかし、セット時にスーパーボンドの厚み分だけ咬合が高くなっているかもしれません。
今回セット後に一緒にラーメンを食べに行ったのですが、
熱いものが凍みるかどうかだけに注目していて、
高さが適正だったかどうか、チェックしそこないました。

その後のご報告では熱い物は凍みなくなったということですが、
6番だけが当たる、冷水痛はあるということでしたので、
補強冠が高すぎている可能性があります。

自分で調整してみましょうか?
できますよ。

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