歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の何やっているの?シリーズ241

2017/03/20
 
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50代男性、左下6、咬合性外傷による歯冠ハセツ、自発痛−

2016/1/9に来院され、とりあえず抗菌剤添加α-TCPセメントと水硬性セメントで2重仮封してレントゲンを撮りました。
冠部歯髄は失われているようです。
ふつうの歯医者さんは神経を取らないと痛くなるはず、と思いますが、
現実はそうではありません。

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前回から1週間後の今日は仮封セメントを除去して、どうするか考えることにしました。

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局所麻酔下(歯自体には麻酔はしていません)で歯肉息肉を除去し、
歯肉縁下の齒質を明示するために歯肉を切り下げ、
軟化象牙質を除去すると現状が見えてきました。
冠部歯髄はやはり失われていて、近心頬側根は露髄して出血しています。
その他の2本はあると思われる齒根が死んでいるのか生きているのかは不明です。

20160116 (3).JPG

従来の保存学的には信じられないと思いますが、
こういう状況でも慌てて神経を取る必要はありません。
抗菌剤添加α-TCPセメントで直覆して、

20160116 (5).JPG

CRで築成しました。

20160116 (7).JPG

ピンレッジホールを形成し、印象しました。

20160116 (8).JPG

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