今日の抜歯再植術シリーズ31.02

      2017/03/20

40代女性、右下6、自発痛ー

この時の続きで、歯根が破折して、分岐部病変があります。

抜歯再植術の適応症は通常抜歯しか有り得ない歯根ハセツや難治性のPerや歯根嚢胞などです。
一般医科の方でもテーブルサージャリーという疾患のある内蔵を取り出して、
テーブルの上で患部を取り除き、元に戻すというのがあるようですので、
それの歯科版と考えてもいいと思います。

http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201603140001/

画像が全部で21枚ありましたので、4回シリーズになると思います。

2つのブロックに離断していました。

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で抜いてみました。

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膿瘍だらけで、

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膿瘍をエイヒピンセットで毟り取ると、

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こんな感じです。
分岐部病変は歯根内面の広範囲の穿孔でした。
根管治療時に歯根が曲がっていたためにファイルで穴が開いたのでしょう。

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少しきれいにしてみました。

近心根とくの字に曲がった細い遠心舌側根。

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クラックが入っている遠心頬側根。

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かなり清掃が難しい割れ方です。

つづく

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