今日の2次カリエスシリーズ38

      2017/02/26

40代男性、左上6、失活歯のインレー下2次カリエス。

メタルインレーはとうの昔にダツリしていたのですが、
それに気が付かず、内部が深刻な2次カリエスになっていた。

IMG_8623.JPG

インレーはダツリしていて、探針ではじくだけで取れた。

IMG_8624.JPG

エナメル質だけが残り、象牙質は溶けていた。
虫歯の電気化学説によると、象牙質はエナメル質よりイオン化傾向が高いので、
象牙質だけが選択的に溶けると説明できるが従来の細菌が出す酸で溶けるという説では説明ができない。
酸で溶けるのなら、どちらも溶けるはずだからだ。
しかもこのケースの場合、接している歯科用金属より象牙質の方が遥かにイオン化傾向は大きい。

IMG_8627.JPG

CR充填途中。
時間はそれなりに掛かるが難易度はそれほどでもない。

IMG_8629.JPG

CR充填後。
所要時間35分。

IMG_8630.JPG

 - 削らない・抜かない歯科治療, 虫歯の電気化学説