今日の何やっているの?シリーズ258.01

      2017/02/26

今日は現場作業に行く前に、技工の下準備をしました。
中1日でしなければいけない仕事があって、
夜現場から帰ってから仕上げをするつもりでワックスアップから埋没までしました。

直近の2次カリエスシリーズのレントゲン写真のように、
ショートマージンでの不適合の原因は、
診療室側の問題として、形成/印象の不手際、
技工室側の問題点として、分割歯型のマージンのオーバートリミングの問題があります。
この分割模型の作製、分割歯型のトリミング作業は多大な手間がかかりますが、
金銭的には評価されません。

しかもショートマージンの原因だけではなく、
診療室での適合不良の原因の1つとなり再制作しないといけなくなるくらいなら、
分割模型作製の工程を完全に省略することができるのではないかと思い、
そのテクニックを完成させました。
診療室での不適合のトラブルは99.9%発生しません。
スチャッと、気持ちよく入ります。

西洋歯科技工的には有り得ない技法で、
だれにでもできるとは思いませんが、
器用な日本人ならどうにかなると思います。

幕末に日本を訪れた西洋人が、
日本人の飾り職人の仕事を見て、
やっとことチゼルのような簡素な道具だけで、
実に様々な工芸品を作り出すのに驚嘆したという話がありますが、
西洋技術は様々な道具を用途、工程別に作り出し、
工程も勉強すれば誰にでもできるように標準化する傾向があります。
それはそれで有用な側面は否定できませんが、
日本人には不要でしょう。

画像を公開しますので、参考にされてください。
画像は生PZのフルカバレッジ用のメタルフレームです。

before

IMG_1205.JPG

on the way

IMG_1204.JPG

after

IMG_1211.JPG

 - 削らない・抜かない歯科治療, 義歯