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今日の2次カリエスシリーズ62

2017/03/20
 
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9歳男子、左上E、CRの2次カリエス。

IMG_0441.JPG

露髄症例でCRを除去すると腐敗臭がするのですが、
歯髄は保存可能です。
これは乳歯ですが、永久歯でも同じです。

西洋歯科医学的には露髄していると細菌感染しているので、
保存は不可能と言われていますが、違います。

じつは歯髄は原始的な組織で細菌感染には強いのです。
経験豊富な日本人の歯科医師は気が付いているはずですが、
西洋歯科医学の教科書にそんなことは書いていないので、
黙っているだけでしょう。

ボスミン液で止血可能な状況なら、
抗菌剤入りのα-TCPセメントで覆とうすれば、
全く問題無く歯髄は保存可能です。

以下、全く麻酔は使っていません。
なぜなら、露髄していると痛みは無いからです。

IMG_0443.JPG

露髄部分拡大

IMG_0443-1.JPG

抗菌剤添加α-TCPセメントで覆とう

IMG_0451.JPG

今日はストリップス(隔壁)が使えない場合の隣接面のCR充填を供覧いたします。
歯質をCRでカバー。

IMG_0452.JPG

隣接面以外にCR、

IMG_0455.JPG

CR充填後。
トリミングはしていませんが、
両隣接面にエキスカを入れてこじると剥がれます。

IMG_0457.JPG

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