今日の充填治療299.02(中級編) (2)

      2017/03/20

都内の某有名予防歯科で見放されたしーぃさんの左下6ですが、
神経を取らないでくれ〜、、と騒いだら、
虫歯菌を窒息死させるwとかでグラスアイオノマーセメントで覆とうしてCR充填してくれたそうです。
隣接面には大きな隙き間がありますし、機能咬頭の健全歯質にバーの切削痕がありますが、
まあ、頑張りましたねw

これ以上は面倒見切れないので大学病院を紹介するとか、
うちの虫歯の電気化学説をまとめてレポートにして担当医に見せたら、
歯医者になったらいいです、と言われたとか、
いろいろ面白いお話を聞かせていただきましたw

右側もそうでしたが、左側も567のすべての隣接面にカリエスができています。
画像を見て気が付きましたが、6番のCRの角になんか赤いものがちらっと見えます。

IMG_1903.JPG

とりあえずCRを除去しましたが、
やはり赤いシート状のかけらが貼り付いています(?)。
出血?歯肉息肉?と思いましたが、スプレーでは飛んでいきません。
その時は赤唐辛子の殻か?と思ってピンセットで摘んで取り除きましたが、
未だになんなのか判りません。

もしかしたら、その某予防歯科でCRしたときから付いていた赤の咬合紙だったのかもしれませんw

もしそれなら辺縁封鎖性どころの話しではないです。

IMG_1906.JPG

白いセメントはグラスアイオノマーというお話でしたが、
これドックベスト?カルボキシレート?と感じました。

それにしてもこのCRのボンディング材の品質はよくないと思いました。
簡単にダツリしました。
CRにはこだわりがないのだな。。と思いましたが、
ふつうはそうでしょう。
都内でCRにこだわっても生きていけませんから。
てきとうなところで2次カリになって欲しいw

IMG_1910.JPG

覆とうセメントを除去している過程で歯肉縁の歯質をきれいにしようと触りましたが、
痛みがあるようです。

すぐに麻酔をして削ったな、と思いました。
麻酔をして削ると、削り過ぎるので、知覚過敏になります。

IMG_1918.JPG

α-TCPセメントで覆とうし、

IMG_1923.JPG

CR充填は2回法を採りました。
1回目は直視下で確実に歯質をCRでカバーし、

IMG_1924.JPG

2回目はストリップスを使い隣接面を作ります。

IMG_1926.JPG

正像

IMG_1930.JPG

鏡像

IMG_1932.JPG

おわり

 - 今日の充填治療シリーズ, 削らない・抜かない歯科治療