歯髄診断器

      2017/03/20

パルプテスターという機械があって、
歯髄が死んでいるのか、そうではないのか、診断するものです。
これ、1万円以下でだれでも手に入るのですが、
歯医者以外で買う人はいないでしょう。

フックを口角に掛けて、プローブの先端を問題の歯に当てる。

Lowから初めて、Mid、Highと進みます。

40以下で歯髄は生きている。
40〜80で歯髄はほとんど死んでいる。
80以上で完全に死んでいる、だそうです。

でも実際に使ったことはありません。
僕は電気メスのチップで触りますw

というか、この診断器は神経を取ることになかなか納得しない患者さんに、
ほら、神経は死んでいます。このまま放置すると感染してたいへんなことになります、
と脅かして、
神経を取って最終的には冠を被せる治療を受け入れさせることを目的としています。

うちではどんなにがんばっても上手くいかないケースが出て来る根管治療は最初からするつもりがありませんので、使わないのです。
最初から神経が死んでいようがいまいが、神経を取るつもりが全くないのです。
神経が死んでいても症状が出なければそれで良しとします。
これは自然調和的な日本的な考え方ですね。

ちなみに、この機械は歯に電撃を与えるということですので、
神経が生きていれば、それなりの電気ショックを感じますので、
自分で使う分には正確ですw

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この機械の原理は高周波の高電圧を掛けて歯の電気的抵抗値を測るもので、
歯にも電気が流れることが前提の機械ということなのですが、
歯医者はこのことの重要性を理解していません。

じつは歯の電気的抵抗値は非常に高い(電子は流れない)のですが、
プロトン(H+、水素イオン)は流れるのです。

これが虫歯の原因なのですが、
みごとに歯医者はスルーしていますw

 - 削らない・抜かない歯科治療, 虫歯の電気化学説