歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

子供の虫歯04 離乳食。

2017/02/26
 
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ハルカさんの献身的な投稿(!ありがとうございました。)にもありますように
子供さんの虫歯菌への感染の主な原因は離乳食時期の

”カミカミして、『はいっ!』”です。

母集団が大きい統計的な調査では、感染源=お母さんとされていますが、
お母さんとは限りません、おばあちゃんだったり、
初めての子供さんが楽しくて、毎日、時間前テーブル待機のお父さんという
例もありました。

いずれにせよ、このとき、”噛み噛みしてくれた人”のお口の中に
どれくらいの虫歯菌が棲みついているのかが大きな分かれ道となります。

まぁ、その前後の時期のちょっとした親心を含みます。
哺乳瓶のミルク、熱くないかな、ゴクゴクとか。
そうでなくても赤ちゃんとのスキンシップのなかの様々なシーンで
赤ちゃんが周囲の方の唾液に触れる機会はあるわけです。

そこで、1歩進んだ親心。

★子供さんがミュータンス菌に触れる機会を減らす。
★お口の中に入ってしまったミュータンス菌が定着しやすい環境を与えない。

まずは、ご自分のお口の中にミュータンス菌がどれくらいいるかを
あなたはご存知ですか?

その上で、
★両親のミュータンス菌の量を減らす。
歯磨きしたり、専門的なクリーニングを受けたりで
細菌数が少ない状態を維持するということです。
もちろん、ミュータンス菌をたくさん持っている家族の
”噛み噛み”はご遠慮ください。
スウェーデンでの臨床試験では子供さんへの
ミュータンス菌の定着を遅延させることが出来ると確認されています。
残念ながら、この方法は仕事量が多いという理由で
基本的な手法としては応用されていないのです。
、、、が、そこに朗報、というのが先週の妊婦さんへキシリトールという記事。

★砂糖の制限。
砂糖を多く含む食品を減らしたり、炭水化物の摂取頻度を減少させる。
砂糖を素に産生される酸によって
プラークのpHが低い(酸として強い)状態が頻繁に起こるというのが
ミュータンス菌を効率よく定着させてしまうわけです。
お菓子に子守をさせてはいけません。
当院では、すでに子供さんが甘いものを知っていて摂取頻度も高いとき、
キシリトールのガムやキャンディを使って徐々におやつの回数を
整理する方法をお勧めしています。
ガムは、噛んでちゃんと吐き出せる年齢であれば、ということになりますが。
そして、飲食回数の整理には家族全員の理解が必要です。
子供が食べるのがいけないのではなく、与えるのがいけないのですから。

もちろん、離乳食はきっちり調理。カミカミなんてとんでもない!というお家で、
ミュータンス菌感染がハイレベルのお母さんとミュータンス菌が検出されない子供さん方
という組み合わせは当院でもしっかり確認されています。

今週の1枚の写真は離乳食調理セット。
私もこのタイプを愛用していました。重ねてしまえるので場所要らず。
すり鉢の大きさが程よくて、離乳食の時期が過ぎても胡麻和えとかに使っていました。

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