子供の虫歯番外 新聞記事から。

      2017/02/26

先週の読売新聞の記事に
『赤ちゃんの虫歯予防に効果あり、妊婦にキシリトール』として、
以下のような記載がありました。
赤ちゃんが生まれる前から、出生後乳歯が生え揃う時期にかけて
お母さんのミュータンス菌の量をコントロールすると
子供さんへのミュータンス菌の感染、定着を抑制できるという
研究報告は以前からありましたが、そのコントロールの方法を
キシリトールガムで、というものです。

新聞記事では調査の手順が大雑把にしか記載されていないので
まるっきり鵜呑みにしてはいけないかとは思いますし、
ちょこちょこ??な記載もあるのですが

赤ちゃんが生まれる前から、2歳ごろまで
両親が毎週歯医者にクリーニングに通うよりは
かなりとっつきやすいですね。

元記事のアドレスはこちら
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061116i506.htm?from=main5

—— 以下引用———————————————

妊娠中から出産後にかけて、
虫歯菌(ミュータンス菌)や歯垢(しこう)を減らす作用がある
天然甘味料「キシリトール」を摂取すると、
産まれてくる子どもの虫歯菌感染が抑えられることを、
岡山大大学院の仲井雪絵助手(歯科医師)らが突き止めた。

虫歯菌の感染が遅いほど、虫歯になりにくくなるとされており、
母親の心がけが、子どもの虫歯予防につながることを実証した
研究成果として注目される。

虫歯は、虫歯菌が砂糖などを分解する際にできる酸が
歯を溶かすために起こるが、キシリトールを摂取すると、
酸が生成されないうえ、虫歯菌を、
歯からはがれやすい善玉菌に置きかえる作用が確認されている。

仲井助手らは、虫歯菌が多い妊婦84人を2群に分け、
一方には、食後など1日4回以上キシリトール入りガムを
5分間かんでもらった。もう一方は、キシリトールを全く摂取しなかった。
これを妊娠6か月目から出産後9か月目にかけて続けたうえで、
子どもが1歳半になるまで、3か月ごとに
口腔(こうくう)内の虫歯菌の量を追跡した。

その結果、母親がガムをかまなかった非摂取群では、
子どもが1歳、1歳半の時に虫歯菌に感染した割合は76・9%、91・7%。
これに対し、摂取群は、それぞれ15%、42・9%と感染率は
半分以下に抑えられた。

虫歯菌感染の原因の大半は、虫歯の親が食べ物をかんで子どもに与えたり、
親子のはしやスプーンの共有だとされるだけに、仲井助手は「出産前後の
母親の口腔状態を改善することが、子どもの虫歯を予防する一つの手段
になる」と話している。

(2006年11月16日15時37分 読売新聞)

 - 削らない・抜かない歯科治療, バイオフィルム