歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その2

 
この記事を書いている人 - WRITER -

今日のお題は、23歳男性左下5、7。カリエスリスクは低い。
基本的には削る治療はしたくない、というのが希望。

レントゲン写真を時系列で並べてみる。
2006年8月
0608191236

2009年8月
0908071711

2010年4月(CR充填後)
1004131528

飲食後の「重曹うがい」で4年間の大学生の間、管理してきました。
この4年間、見かけはあまり変わっていません。

ただ、今年から就職。
貨物船の乗組員として半年は岡に上がれない、
今のうちに、虫歯は治療しておけよ、、と先輩からのお達し。

・・心無しか、沁みるような気がして来た。。^^
と言うことで、CR充填処置をすることにした。

左下5(向かって左から2~3番目)の隣接面ウ蝕はこの4年間変化はない、
むしろ虫歯は小さくなっているようにも見えるので、
半年や1年位痛くなったりしないだろう、
ということで、今回は充填処置は見送り。

沁みているとすれば、左下7(向かって右端)の咬合面ウ蝕だろうと思われた。
7489

このタイプの虫歯は一般的には「赤さび」として知られている現象と同じものだ。

下の画像をクリックすると、別ウインドウに飛ぶので、
再度画像をクリックして欲しい、
アニメが始まる。
imgc535b320zikezj

工業分野では、「異種金属接触腐食」、「通気差腐食(隙間腐食、微生物腐食)」が複合しているパターンだ。

少しだけ、エナメル質を除去してみる。
細菌層が見えるが、これは除去する。
7490

軟化象牙質は除去しない、
殺菌されれば再硬化する。
7491

アパタイト系のセメントに抗菌剤を少量添加し、
軟化象牙質に塗布。
7493

セメント硬化後、通法によりCR充填。
7494

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2010 All Rights Reserved.