今日の充填治療その3 (2)

   

削らない治療、、と言いながら、
CR充填治療ばかりアップしています。

1日1人くらいはいますね。

今日の症例は、
内側が沁みるというのと、白くしたい!という主訴で来院された30代男性。

左下6番ですが、鏡像なので、左右逆に見えます。
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とりあえず、金属の詰め物を除去します。
簡単に外れました、
というかセメントは効いていませんでした。
最初から隙間があったわけです。
内部は多少の虫歯がありましたが、幸いさほどではありません。
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セメントを除去して内部を清掃します。
もちろん健全歯質(削ると痛い)は削りませんので、麻酔は無しです。
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いつもやっているように、抗菌剤を少々アパタイト系セメントに混和して塗布。
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セメント硬化後、通法にしたがい、CR充填。
CRは最近GCさんから発売になった臼歯にも使えるというフロー系のもの、
けっこう硬いので耐摩耗性にすぐれているようだ。

しかもとろとろ流れないので、付形性は良い、
副隆線も簡単に作れる。
最近のお気に入り。
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・・この歯にはつづきがあります、
こちらの方が問題です。

全く見えませんが、
舌側(内側)の歯肉縁下(出血しているところ)に虫歯?があるのです。
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この歯を角度を変えて見てみると、象牙質に達するクラック(ひび)がある。
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反対側の同名歯にも著明なクラックがある。
かなり危ない、、割れそう。
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要するに、この方には噛み締めの癖があるのです。

「咬合性外傷」。

多分、「応力腐食割れ」と思われる症例。

つづきは来週。。

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