今日の充填治療その7

   

今日はこの症例の続きです。
もう一度見ておいてください。
http://mabo400dc.com/shikachiryou/zen-kiji/post-275/

今回も麻酔無しです。

なぜかというと、
感染歯質は削っても痛くないが、
健全歯質は痛いので、
痛くなれば、
これ以上削らなくてもよいと判るのです。
CRは健全歯質にしか接着しません。

前回のセメントを除去して、
抗菌剤入りセメントで再ライニング。

既成のフォーミング・ストリップスをさらにハサミでトリミング。

歯肉を排除しながら、ストリップスをセット。

フロー系レジンで充填。

遠心の歯肉縁下の虫歯は肉眼では見えません。
2010-04-29 19:42:26

通常はトンネリング技法で充填するところだが、
時間がかかる処置は、
80歳まじかということもあり、
これ以上の身体的負担は避けた方がよいと判断し、
水硬性セメント充填で管理する。

5番の遠心もついでに水硬性セメントで充填。
はみ出た分は自然に脱落します。


げげ、4番にも歯根面ウ蝕ができていますね。。
あまり上手くいっているとも思えないが、
まあ、勘弁してください。

こういうCR充填処置は小1時間掛かって3000円(小泉改革以前は5000円くらいはあった)の診療報酬ですので、
ふつうの歯医者はしません(って言うか、できません)。

ちなみに米国では200~300ドルかかるそうです。。^^

このケースは一般的には麻抜(神経をとる)後、金属冠の装着となりますが、

この画像を持って行って、
他所の歯医者にこれと同じようにやってくれ、、と詰め寄っても、
それは、かわいそうと言うものです。。^^

・・というか、こんなクレイジーな処置は普通の歯医者には理解不能でしょう。。
患者は喜ぶかもしれませんが、
食べていけませんので。^^

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