今日の充填治療その13 (4)

   


今日はCK(金属修復物)の内部にできた虫歯。
原因は異種金属接触腐食、通気差腐食が複合していると思われるが、
歯科業界では「2次カリエス」:虫歯治療後に2次的に虫歯になること、
と当たり前のことを言っているだけで、その原因は追求されていません。

まあ、よくある虫歯です。
CKと歯質との接着不良または接着ハガレがそのきっかけになっているのは確かですが、
それを防止することは一般に困難ですので、
最初から削る治療をしないことが肝要。


自覚症状無しだが、隙間ができているので、4/5冠を除去した。
麻酔はしていない。
・・というよりひどい虫歯の場合ほど痛くないので麻酔は要らない。
虫歯(感染歯質)は削っても痛くないのだ。
うちでは麻酔が必要な程の健全歯質を削る充填治療は何年もしたことがない。
麻抜(神経を取る治療)もほとんどない、年間1~2症例あるかないか、、そんな感じだ。

虫歯の穴の中にに歯肉が貫入している。
虫歯を少しずつ除去する。
知覚(痛み)が出たらもう削る必要がないので、削るのを止める。

まだまだ、、

歯肉は麻酔を使って電気メスで切除した。

抗菌剤+アパタイト系ライニングセメントで歯髄保護。

隣接面からCR充填(ここは流れのよいレジンを使う)。

咬合面は耐摩耗性に優れたレジンを使う。

小1時間かかって、保険では3000円程しか請求できないので、
普通はしない。材料費が出るかどうかと言ったところ。。
こんなことをしている歯医者は日本には存在しない(存在できない)と思う。

・・では、どうやって経営が成り立つの??
それはね、歯周病治療はまだ赤字ではないのです。

歯周病は治療と管理が必要なのです。

 - 今日の充填治療シリーズ, 削らない・抜かない歯科治療