コーヌス・クローネ

   

明日がセット予定日なので、
昨晩から休診日の今日にかけて、コーヌス義歯を作っていました。
コーヌスというのは円錐形とかいう意味だったと思います、
クローネは冠、
要するにテーパーの付いた2重金冠です。
歯を削って2重金冠を被せ、それを義歯の維持装置に使うという趣向です。

削る治療はあまりしないのですが、
コーヌス義歯は非常に長持ちするので、
けっこうやります。

どうせするなら、残っている歯を全部削って2重金冠にするのがベターです。
連結固定効果と適度なアソビがあるのが、長持ちする理由でしょう。
修理も一本づつできます。

奥歯はコーヌス冠になっているので、
前歯だけコーヌス冠を作り既存の義歯につなぐことにしました。

作り方は広大の鶴教授の時代に妹尾先生によって日本に紹介されたので、
先生に直接ご教授いただきました。

作り方は面倒なので、解説は一々しませんが、
流れとしては、2重金冠の内、内側の冠(内冠)をワックスアップして、
鋳造プロセスで金属に置き換え、6度のテーパーを付けて研磨します。
収縮の少ないレジンでキャップ(外冠)を作り、
その他の部分をワックスアップし、
鋳造プロセスでこれも金属に置き換えます。
研磨した後、
白くするために通法にしたがい
ハイブリッド系のレジンを築盛し、
研磨して終わり。。

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