今日の何やっているの?シリーズ323

   

隣県にお住いの40代女性、左下7、フィステル有り、
かかりつけの歯医者さんで、歯根破折かもしれないと言われ、抜歯再植してでも保存したいので、本当に割れているか診断して欲しいという依頼。

アナログフィルムの現像機が不調で画像が見苦しいですが、ご容赦。
そろそろデジタルに買い替えかなー。。でもイメージングプレート10枚とスキャナーなんだけれど200万とか平気で言うんだよね。。しかもシャープのラップトップPCを60万とかいう高値でセットで売りつけて、画像の規格も独自規格で、jpeg変換はできるというけれど、○○なことこの上なし。

レントゲンでは明らかな破折線は見えない(見えるとすれば横断面だけれど)。
遠心根には大きな膿瘍が見え、根尖も吸収が始まっているのでPerということは判る。
遠心根には既製のメタルポストが入っていて除去が難しそう。

外観からは破折しているかどうか判らないので、

冠を除去してみることにした。

こ、これは、、冠のみでは除去できない。メタルコア一体型のAgのCKでした。

コア部分をくり抜いてみましたが、縦方向の破折線はないようだ。やはりポストが入っていて、除去は困難が予想される。

お約束の30分の時間が過ぎたので、今回はポスト除去は諦め、3○ックス元法を問題の遠心根上に置き、

これは固まらないので、α-TCPセメントでカバーし、

CRで仮充填して様子見。
一時的にフィステルが消えれば、破折ではなく単なるPerの可能性が大きい。
さてどうでしょうか?
次の一手はポストをなんとか除去して感染根管処置です。

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