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今日の抜歯再植術シリーズ105.03

 
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50代女性、左上2、GA、根尖性歯周炎、穿孔、クラック。押すと痛い 001720

表題画像は抜歯すると膿瘍などの炎症性組織は根尖に固着していることが多いので、
一緒についてくる。ベロ〜ン、、ってな感じだ。
白く写っている部分は顕微鏡検査ではマストセルと呼ばれる炎症性の脂肪細胞だった。脂肪と炎症の関係は今は思い出せない。
上の方に穿孔があり、それに続くクラックもある。この部分にフィステルがあり押すと痛いのだと思う。

12年前のレントゲン画像では、器具、たぶんクレンザーが折れこんでいて、その所為か根尖口付近に細菌感染して膿瘍形成している。よくあることだ。神経を取る治療はしない方が良い。

他院にて感染根管治療を受け、新しく冠を作成されている。
しかし、器具を取ることはできず、新たに穿孔させてしまっただけだった。
エンド治療はトラブルの元、どんなに頑張ってもこの程度だ。しなくても済むようにするべきだろう。またそれはできる。

前回のつづき

http://mabo400dc.com/dental-treatment/replantation/今日の抜歯再植術シリーズ105-02/

抜歯した歯根の問題点を精査しながら綺麗にしていく。
特に意識的に綺麗にしていくというわけではなく、
病的な部分、問題のある部分をタービンのφ1mmのラウンドバーで削っていくだけだ。スプレーで自然に綺麗になる。

病的な問題のある部分とは、向かって左から、根尖口、穿孔を充填してある緊密充填ではないガッタパーチャ・ポイント、ポスト形成時またはホスト除去時でできてしまったと思われる穿孔部分の膿瘍、クラック。

少し綺麗になったところ、問題点がよく見えてくる。

根尖付近は特に注意深く問題部分を除去する。元々の根尖口には器具が折れ込んでいるのが見える。それと2回目の治療で生じた穿孔。

向こう側が見えるw

綺麗にしたところ

既製のポストを入れて◯ーパー◯ンドの筆積みとCRで充填して再建していく

根尖側

再建が終わったところ

つづく

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