歯科医院長mabo400のブログ

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今日の抜歯再植術シリーズ107.01

2019/04/06
 
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40代女性、右下7、Per、咬合痛+、違和感有り 001651

感染根管治療をしても奏功しなかった症例。
現代歯科医学の診断基準では抜歯となるが、まだ手立てはある。

前回の続きです。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/replantation/今日の抜歯再植術シリーズ107-00/

表題画像は術後のレントゲン写真

抜いてみると、根尖部分の歯根吸収、クラックなど問題点は必ずある。
細菌感染しやすい隙間や穴があったり、自己の身体の一部分を異物とみなす機序が始まったりと歯牙の保存が難しくなっているということだ。

問題部分を除去し

充填する

接着固定は必須と考えてよく、隣在歯があることが再植の条件の1つだ。
あらかじめ接着面にグルーブやディンプルを形成しておく

接着剤を両隣接面に塗布して

再植する。

包帯して投薬四日

抜歯再植はあくまでも最後の保存手段で、100%死ぬまで使えるとか、審美性を優先させることがいつもできるというわけではない。

こういうことにならないようにすることが重要なのだが、
現実はそうではない。
安易に神経を取ったり、削って冠を被せたり、そういうことをすると一定の確率で抜歯するしかなくなるケースが出てくるのだが、ほとんどの世界中の歯科医師はしてしまう。そうやって食べていくシステムが出来上がっているからだ。

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