歯科医院長mabo400のブログ

今日の抜歯再植術シリーズ129

 
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60代男性、左下6、Per、2次カリエス 002166

通常はどこから見ても保存不可能、こんな歯を再植しても意味がないだろう、、
と歯医者なら誰でも思う(僕も含めて)のだが、任せてもらえるのなら、また患者の保存への強い意志があれば、なんとかなるものだ。
もちろん定期管理のシステムは持っていることが前提だ。

カットするだけで上物は取れる。歯根には付いていないのだ。
まぁ、笑っちゃいますw

歯根というか残根なので、簡単に抜ける。

抜いた歯根をポストに当ててみたのだが、

歯牙はほとんどの部分が失われていることが分かると思う。
信じられないと思うのだが、厳重な管理の元でなら保存はできないことはない。
この辺りがミソなのだが。

近心根にはファイルが折れ込んでいるが、こんなのは普通だ。エンド治療などというものはこんなものだ。多くを期待する方がおかしい。一番良いことは何もしないことだ。それに尽きる。

綺麗にしている途中で、歯根の途中に穿孔させてしまった。小さすぎて、指に隠れてよく見えないのだ。埋めるだけだ。

遠心根も同じように綺麗にする

再建の用意ができたら

既製のポストを使ってそれを把持しながら再建していく

遠心根

再植の用意ができたら

膿瘍を掻爬し、生食水で洗浄した抜歯窩に挿入する。

遠心根から再植した。

近心根も同様に抜歯窩に挿入する。

連結固定する。

包帯して投薬四日

術後の確認のレントゲン

つづくかも。

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