歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の抜歯再植術シリーズ122.01

 
この記事を書いている人 - WRITER -

60代男性、左上6、歯根破折

抜歯・再植は抜歯して捨ててしまうには忍びない。
抜いて捨ててしまうと、ブリッジとか取り外し式の入れ歯とか、インプラントか、はたまたそのまま放置するしかない。
そういうことを少しでも先送りして、あわよくば自前の歯で人生を全うできればそれに越したことはない。
そういう考え方で行こうとする治療法です。

前回のつづきです。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/今日の抜歯再植術シリーズ122/

歯根分岐部の膿瘍というのか肥厚した歯根膜というのか、正常とは思えない組織にはそれなりの存在理由があるのだろうと思う。

多分、歯根分岐部の歯質が感染歯質となり、その内部の細菌に対抗しようとしている組織に思えた。そこでこの組織は除去し、さらに感染歯質も一層除去し、○ーパーボンドで被覆することにした。これではこの部分にはセメント質もなく生着はしないかもしれないが、人間の身体は想像を越えて強いものだから、○ーパーボンドの上に新しくセメント質や歯根膜、歯槽骨が再生するかもしれない。
それに賭けよう。
再生しなくても、歯根分岐部がむき出しで分岐部カリエスになるよりマシだ。

解説は一目瞭然だと思うので、解説は省略します。
綺麗にして再建するまでの過程です。
では、どうぞ。

綺麗にして合わせてみた

つづく

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2019 All Rights Reserved.