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今日の抜歯再植術シリーズ125.01

2019/07/06
 
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60代男性、左下6、歯根破折

硬すぎる素材で修復すると、歯牙破折を引き起こす。
オールセラミック・クラウン、ジルコニア・クラウン、MTAセメントなどだ。
考えてみれば簡単に分かると思うのだが?。咬合力がたわまない硬い素材を通して、ダイレクトに歯牙にかかるからだ。

前回のつづき

http://mabo400dc.com/dental-treatment/dental-prosthesis/今日の抜歯再植術シリーズ125-00/

外せるかな、、と思って、バーを何本も損傷させながらも、カットを入れてみた。

スリットに広げる抜歯鉗子を入れてみて、、と言っても中々壊れない。
ジルコニアは硬すぎるのだ。
仕方がないので、抜歯鉗子で挟んで抜いてみた。

歯根の根元からもぎ取るようにクラウンが取れる。歯質自体が緩んでいる。

冠内部に歯質が残っている

抜歯した歯根。バラバラになっていて、その歯根の1つには大きな膿瘍が付いていた。

この膿瘍とは何か?と質問されるのだが、なんとも形容のしようがない。
固い頑丈な繊維性の組織だったり、そこまでいかなくても内部には繊維組織が見える。内部はリンパ球などの免疫細胞や肥満細胞、脂肪細胞そして細菌が繁殖している。腐敗臭がする。
「おでき」言われるものと同じなのだろうが、もっと大きい。
生体が細菌などの異物と戦っている場所なのだろう。

つづく

つづく

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