歯科医院長mabo400のブログ

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今日の抜歯再植術シリーズ130.03

 
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50代男性、左上1、Per、根尖相当部に圧痛あり。 004430

原因は細菌が生息可能な隙間というか空間があり、そこには免疫細胞は直接入れず、細菌を除去できずに、免疫細胞で取り囲んでいる状態になっている。
これを膿瘍と呼んでいる。

レントゲン写真では根尖の黒い部分が膿瘍で、免疫細胞が細菌と戦っている場所だ。
位相差顕微鏡による動画を撮ったので、次回にでもアップ予定。。

といいながらやっとアップできた。

表題画像の歯根尖の丸い肉が膿瘍だ

この膿瘍がある場合、歯医者によっては治療困難につき抜くしかないと言われることがある。
治療とは細菌の住処になっている穴やひび割れを充填により直すことなのだが、歯根内部からでは難しいことが多い。で抜歯・再植ということになるわけだ。抜いて、よく見える状態にして問題点を除去する方が簡単確実だからだ。

今日は最終回で、不快症状の原因の膿瘍を位相差顕微鏡で見てみることにしたい。
リンパ球などの免疫細胞と細菌が多数見える。
人間の免疫系と細菌が戦っている場所だ。免疫系が細菌を抑えきれなくなると不快症状が強くなる。

丸い細胞がリンパ球、流れている小さな点が細菌

左上1膿瘍(2)(変換済み)

左上1膿瘍(変換済み)

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