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今日の抜歯再植術シリーズ134.02

 
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30代男性、右下6、Per、穿孔 

この子はうちに勤めていたことのある技工士なんだが、
技工士学校の学生の頃、タダだから?ということで系列の歯科医院に行かされて、
そこの若い歯科医師の練習台にされてしまった、かわいそうな子です。

こういうことはよくあって、うちで患者として子どもの頃から削らずに虫歯を管理して、大人になって歯科衛生士になるために学校に行ったところ、帰ってきたら系列の歯科医院で、すべての臼歯咬合面が充填されていて、愕然としたことがある。何をされるか分からない(いや、完全にわかるのだが)、そういう業界だ。

前回のつづきです。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/replantation/今日の抜歯再植術シリーズ134-01/

こんなことになってしまっていて、歯根膜もちょっとしかないのに生着するの?と歯医者は思うだろうが、諦めなければ、なんとかなる。人間の身体は柔軟性に富んでいる。
抜いた方が患者のためになると逃げを打つ歯医者もいるが、まだまだ、、諦めるのは早い。

再建するには、把持するためのポストを先に接着すると作業がスムーズに行える。
内部は◯ーパーボンドで柔軟性を持たせ、外部はCRで硬くする。
歯牙と同じ作りだ。
またCRは光重合ならすぐに固まるので、内部の◯ーパーボンドの硬化を待つ必要もない。

近心根から


遠心根

再建が済んだら抜歯窩に挿入・固定の作業に入る。

つづく

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