歯科医院長mabo400のブログ

今日の抜歯再植術シリーズ169.01

 
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40代女性、左下6、近心根破折

前回の続きで、

http://mabo400dc.com/dental-treatment/replantation/今日の抜歯再植術シリーズ169-00/

画像を時系列で供覧するだけなのだが、詳細説明は過去記事で何度もしているので、気になる方は過去に遡ってご覧になってほしい。
こんなことができるのか?と分かるだけで再植を始めてくれる歯科医師が増えてくれれば、嬉しい。

歯の保存を徹底していくと、歯が失われていく最初のきっかけが安易な歯科治療に起因することが分かってくる。歯のトラブルに対する安易な対症療法は事態を悪化させることがしばしば起こる。神経を取るとか冠を被せるとかの典型的な歯科治療は人生50年、還暦過ぎたら目出度いという時代の遺物で、寿命が長くなってしまった現代では完全な時代遅れになっている。
歯科治療を繰り返したあげく、歯は失われてしまい、人生の後半は食事にも苦労するようになることはそうなってみて始めて気がつくのだが、その時はもう遅い。

歯医者に行かない方が余程良かったかもしれない。

このことは長年歯医者をやっていれば気が付くのだが、気が付いた時には生活のために今更止めることができない事態になっており、もやもやしながら歯科医師としての晩年を過ごす羽目になる。

この現状から逃れるには別のアプローチが必要になるのだが、若い歯科医師の皆さんには是非取り組んでほしいと思う。

そのための方法論や考え方の方向性を書き記しているので、歯学部で習うこととは全く違ってはいるがより科学的であることは間違いないので、よく読み込んで欲しい。

・・表題画像は近心根の抜歯直後で、大きな膿瘍が付着しており、これが腫れ、排膿、咬合痛などの不快症状の原因になっている。食事のたびに不快症状に襲われるのでは、楽しいはずの食事も苦痛になってしまう。

膿瘍は除去し、抜歯窩内の残像している膿瘍も掻破、抗菌剤添加の生食水で洗浄する。ただしつこくやる必要はない。セメント質、歯根膜再生に必要な細胞は残しておくべきだ。親知らずを抜いて他の場所に移植する自家移植が上手くいかないことが多いのはこれが原因だと思っている。

では時系列で
















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Comment

  1. 水野 より:

    えっえっ!
    真坂先生のやり方と違う?

    こんな簡単な方法でいいの?

    歯根膜が歯を覆っていなくてもいいのですか?

    • mabo400 より:

      歯面が綺麗なら、それどころか、スーパーボンドの上にもセメント質が再生し、その上に歯根膜が再生するようです。
      そのためには強固な歯牙固定が必須ですが。

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