歯科医院長mabo400のブログ

今日の抜歯再植術シリーズ172.00

 
この記事を書いている人 - WRITER -

60代男性、左上2、歯根破折

この歯は若い頃、歯根尖切除術(根切)を受けられているので、歯根が短くなっている。元々短かったのだろうにますます短くなっている。

多分これが原因で破折した。

根切はしたことがあるが、なかなか上手くいかない。血まみれの中で逆根充とかなかなかできない。抜歯・再植の方が確実なのだが、誰もしたがらない。なぜだかは分からない。

表題画像は去年症状がで始めた頃のレントゲン写真で、破折した頃のものだと思う。

また今回の歯根破折とは関係ないが、残留嚢胞だかが見える。根切の時に組織を取り残したので、そのまま残ったのだと思う。アメリカ人歯科医師が書いた本には、抜歯した後にも見られ、これが全身的な様々な不具合の原因になると書いてあるが、日本人にはなかなか見かけない。

器具が容易にアクセスできるのなら、掻爬しようと思ったが、骨が厚かったので諦めた。30年も前からあるのだから、この先もこれが原因で問題が起こることは少ないだろうが、免疫系の不具合が起これば別だ。

ところどころ以前の歯根の様子を描いてみたが、実際にはこれを再現することはない。切断面は丸くスーパーボンドで再建した。

これが before/after のレントゲン写真だ。

before

after

今日は眠いので、抜歯までですかね。。では時系列でどうぞ





みなさま、Good night!

つづく

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2021 All Rights Reserved.