歯科医院長mabo400のブログ

今日も野戦病院シリーズ43.01

2020/12/06
 
この記事を書いている人 - WRITER -

9歳女子、左上1、転倒による歯牙破折

転倒してすぐ連れてこられた。転倒してというより不意に足をかけられて転倒させられたということだ。怖い世の中になったものだ。

レントゲン写真では縦に割れているわけではないが、かなり深い所で折れているので、差し歯は難しいだろうと判断して、抜歯>再建>再植を試みた。

この時のつづきだ。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/replantation/今日も野戦病院シリーズ43-00/

この時のその後がどうなったか見たい、と言うリクエストがあったので、今日写真を撮ってみた。

抜歯した時点で神経も血管も切れたのだが、繋がったようだ。
特に問題は見られない。

ただ歯冠幅が広がってしまったのは、パーツの回収が出来なかっただけではなく、転倒時の衝撃で歯牙が変形してしまったようだ。
再建時に歯茎部の破折面を合わせると、どうしても切端側に向かって広がってしまった。

こんなことが可能なのに、痛くもないのに神経を取るとか、ずいぶん野蛮な事が歯科医療では普通に行われている。全世界でだ。

資源エネルギー減耗時代がそこまで迫っているのだから、省力化治療法も必要だろう。
そろそろ歯科医療も根本から考え直す時が来ている。

このブログは14年前、現時点では10年後に迫った戦争突入状態を想定して書き始めた。
ここに書いているのは歯科医療分野だけではないのだが、歯科医療に限っても省資源だが、スーパーテクニックは必要なことばかりだ。
しかし、こんなこともできるのだと判れば、それを習得できる歯科医師もたくさんいることだろう。

この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. N.S より:

    その後の治療経過に、感動しました。
    歯科医師との出会いもご縁ですね。
    9歳の患者さん、今後の治療に希望が持て安心しました。

    mabo先生の治療方法が、当たり前になったら、どれだけの人が救われるでしょうか‥。そんな日を待ち望んでいます。

    • mabo400 より:

      既存のシステムから逃れるのは単なる技術的な問題だけではないので、難しいのでしょうね?
      僕には当り前過ぎているので、むしろこちらの方が簡単に思えるのですが。。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2020 All Rights Reserved.