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今日の何やっているの?シリーズ417

 
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40代女性、左下5、外傷性のPer

外傷性咬合がなければ、虫歯も歯周病を始めほとんど全ての成人の口腔トラブルは起こらないと言っても良い。
口腔トラブルの後ろには咬合性外傷が隠れている。
それほど外傷性咬合の問題は厄介だ。

小臼歯は最初に上下の歯牙が接触する歯であることが多いので、外傷性咬合による直接のトラブルが出やすい。

この時の方で、数年前、強烈な知覚過敏の症状が出たので、これは破折したか?、、と考えて、
露髄させてみたら生活歯だったので、α-TCPセメントで直覆し、補強冠を入れたが、

今回、じわっと感じる温痛があるということだったので、
歯髄が感染壊死し、腐敗ガスが根尖口から歯根の外に出て周辺組織を圧迫していると判断して、開けてみた。
案の定、歯髄は溶けてなくなっていた。

前回と同じく超音波スケーラーに#15のエンドチップで洗浄しただけで、
α-TCPセメント+抗菌剤を固まらないように精製水練りで根菅充填。

普通練りのα-TCPセメントで2次充填。

CRで埋め戻して経過観察。

外傷性のPerの場合は特に通常のエンド治療が上手くいかない。
いわゆる難治性のPerになる。
細菌感染の問題だけではない。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-1821/

いじりすぎても良いことはない。不用意に感染させるだけだ。

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