歯科医院長mabo400のブログ

今日の何やっているの?シリーズ467

 
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40代女性、右下7、外傷性Per+GA、違和感+

痛くはないが違和感はある。

咬合性外傷により神経が死んでしまうことがある。
クラックから細菌が歯髄に感染してしまう他には、外傷性に根尖付近の血管が損傷し血栓やデブリが歯髄内の毛細血管に詰まり歯髄梗塞という状況になり歯髄壊死に陥る。
脳梗塞や心筋梗塞と基本的には同じことだ。

今回はどのタイプか判らないが痛みは大したことはなかったということなので、後者と思われる。
細菌感染ならもっと痛みがある。

最近この手の外傷性に神経が死んでしまうケースをよく見掛ける。
対処法はできる限り根菅内を超音波洗浄し、α-TCPセメント(商品名:三金ニューアパタイトラーナー2)で根充するだけなのだが、コロナ禍の中、三金自体が事業継続が難しくなったらしく、ニューアパタイトライナーも製造中止になってしまうそうだ。
どうしようか考え中。
別のメーカーが引き継いでくれれば良いのだが、ダメな時は自作するしかないか?と検討中。

根管は外傷性に細くなっており#15のエンドチップも入らない。
こういう場合でも慌てることはなく、α-TCPセメントを入るところまで入れるだけだ。

これだけでPer+GAが治るとなれば革命的なのだが、ニューアパタイトライナーが入手不可能となればそれも叶わない。メーカーに製造継続をお願いしたい。

表題画像で、咬合面のCRや頬側の歯質にも無数のクラックがある。いつも食いしばっているのだ。

では時系列で




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