外傷性咬合10.01

20代女性、外傷性咬合による咬合筋痛、歯根膜炎、目の奥が痛い
遠くで就職していて、なかなか帰ってこれなくて、痛い、、ということだったので、連休に帰省した時に診てみた。
歯科的には咬合性外傷の対策としてはナイトガードというのが健保適応もある。
本人は手持ちのソフトタイプは無意識の内に外してしまうようだ、起きている時も使いたいということで、ハードタイプを希望されていたので、用意しておいた。
しかし、遠くに住んでいて簡単に調整ができない時はハードタイプは噛み合わせが合っていない時はとても苦しい。
無意識に外してしまうのは調整が不十分だろうということで、既存のソフトタイプの他に新規に作って口腔内で調整してみた。
咬合調整を口腔内でするのは中心咬合位と筋バランス位(造語)が違っているケースが多く、筋バランス位に合わせないと苦しい。
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口腔内で筋バランス位のバイトを取って咬合器上で作成することはかなり難しい、どうしても中心咬合位に引きずられてしまうからだ。
中心咬合位で合わせるだけではなく
筋バランス位にも合わせる。
左右にずれているだけではなく、下顎前方位が筋肉が安静である場合が多い。